生活(人生)への不安を和らげたい

時々、ぶわっと心によみがえる不安な感覚があるのです。

いつか家を追い出されるかもしれない、「出て行け」とは言われなくても、

夫が突然冷たくなって、いたたまれずに私が家を出ることになるかもしれない。

 

我が家は決して、低収入ではない。

世帯年収だけ見れば、「金持ち」って言われるだろう。

(実態は「金持ちほどケチ」の見本みたいなものですが)

 

そんな家だと、やっぱり、寄ってくるんですよ。変な女が。

 

一時期私のアホな夫は、そんなズル女(既婚)に惑わされ、「いつか妻と別れるから・・・」

みたいな話に持って行かれていた。

その時期はものすごく私に冷たくて、家事のみならず、仕事や生活態度に至るまで

すべてに渡って文句を言い、愛情がない、離婚してほしい、出て行け、おまえは俺の金目当てで結婚したんだろう、もう将来は考えられない、今ならまだお互い間に合うからとにかく別れよう etc etc・・・

 

結局は私が残り夫が一時期出て行ったのだけど、

とにかくあの時は辛かった。

 

結局は、ズル女の不倫が自分の夫にバレ、あっさりと振られたようで、

スゴスゴと戻ってきた。私に対して謝ったうえで、

やり直そうという話にはなったけど、

私の中には夫は「こういう人なんだ」という感覚はこびりついたまま残っている。

 

今ではかなり優しい、元の夫に戻っているけど、

いつかまた、あんな風に冷たくなるのでは・・・

いつかまた追い出されるのでは・・・

 

子供がほしいと思いつつ、踏み切れないでいる。

 

子供ができたら、夫ももっと真剣に家族のことを考えてくれるかもしれない。

最悪、夫がまた出て行っても、私に子供は残るだろう(たぶん)。

 

でも。

 

子供ができた後で子供共々家を追い出されたら、もっと悲惨なことになるよね?

今度夫に追い出されたときに備えて、お金は貯めておかなきゃ。

仕事を辞めて優雅な専業主婦に・・・あこがれるけど、私には無縁の話。

もしシングルマザーになったら、今の仕事を続けられるか(続けられないだろう)。

実家に戻って、肩身の狭い思いをして働く、パートのおばさんになるのか・・・

 

仕事が非番の、天気のいい秋の日には、近くの公園に毛糸を編み針を持っていき

小物を編んだりするのが、私の好きな過ごし方だった。

くるっ、くるっと回る毛糸玉に、野良猫がじゃれついてきたりして・・・。

いまはもう、そんなノンキな気分にはなれない。

 

離婚とかリストラとか不妊とか、詐欺や投資失敗で財産を失うとか

交通事故とか通り魔とか、地震雷火事水害、

世の中には今までの日常を突然破壊する理不尽な出来事が誰の周りにもある。

 

なのになんで、周りの人たちは、普通に子供を産んだり家を買ったりできるんだろう?

自分を縛り付けたりするリスクを抱え込むことができるんだろう?

 

私も子供はほしい。持ち家もほしい。

でもつきまとう不安に邪魔され、とうてい自分には縁のないことだ、という

あきらめの感情がどんどんと押し寄せてくる。

 

なんかどんどん憂鬱な気分になって、なにも手につかなくなってしまうことの多い昨今。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

コインパーキングの駐車代節約術

はじめに

節約術、といっていいのかどうかわかりませんが。

万人向けの話ではないことを断っておきます。

私の夫が実践している節約術です。

どちらかというと夫に対するボヤキです。

 

「セツヤ●エスト」って文字を入れると、エントリーしているつもりでなくても

セツヤ●エストの新着ブログに表示されちゃうんですね・・・。

先の記事でたまたまその文字を書いちゃっただけで、節約とは全然関係ない記事を書いていたのに、私のブログが出てしまって申し訳ないです・・・ので、あらためて、セツヤ●エスト向けの記事を書こうかなって思ったけどなんでかこうなった。

(本当に、一回、節約・・・節約・・・って記事を書こうとしたけどいいのが思い浮かばなかったので↓のような内容にして、セツヤクもセツヤ●に直しました☆)

 

コインパーキング代を節約する方法

それは、コインパーキングを使わずに、路上駐車をすることです。

これは、「まぁ俺は、年収一千万円だけどな。」が口癖の、我が夫の実践している節約術(?)です。

 

これを実践するには、以下のような条件を備えることが必要となります。

 

1)とにかく駐車場代金はムダなものだ!と信じ込むこと

 

パート勤めの妻が助手席で「駐車場代くらい私が払うから、駐車場探そうよ・・・」と懇願しても「いい!いい!お金がもったいない!」と言い切る心の強さを持つこと。

両親が同乗していても同じことを言うので、もしかしたら遺伝的要素があるのかもしれない(未確認)。

 

2)どうしても使わないといけないときには、「最低料金」だけ払うこと

 

コインパーキングというより、道ばたにたってるアレですね。30分停めるつもりならいくら、60分停めるつもりならいくら・・・って。とりあえずチケットもらってダッシュボードの上に置いておけば、カッコがつくじゃないですか。

特に日曜・祝日は、見回りに来る人も少ないようなので、リスクは少なくなります。

まぁうちのアホな夫は「細かく時間までチェックするやつはいない」とタカをくくって、罰金とられたことがありますけどね。

 

3)コンビニの駐車場を有効活用

 

都内では駐車場のあるコンビニを見つけるのは難しいですが、田舎の観光地などでは案外いい場所にコンビニがあったりします。どうせ広々とした駐車場ですから、自分の車一台くらい・・・一時間くらい・・・と、軽い気持ちで停めておきましょう。

 

良識ある人が同伴の時にはおすすめしません。コンビニ店員さんが追いかけてきて「車どかしてくださいよ(怒)!!」と喚いてきたときに、相手に恥をかかせてしまいます。また、「じゃあ私、このコンビニで買い物して時間つぶしてるから・・・」などと気を遣わせてしまう可能性があります。筆者はどちらも経験があります。前者は大変に恥ずかしく、後者は悲しくなります。

 

  4)時には諭吉カードを切ることも、だって一番大切な資源は「時間」だから!!

 

 夫談:

「ウチで使わなくなったBOSEの天吊りスピーカーあったでしょ、あれを友達の家にあげに行ったんだよ。んで、あいつんちって駐車場ないじゃん?だから、2-3件隣のラーメン屋の駐車場に停めて届けに行ったんだよ。」

「そしたら30-40分程度なのに、俺の車の周りを出前用のカブで囲んじゃって出られないようにして、『店に来てください』って張り紙がしてあるんだよ。でさ、駐車場には、よくある、無断駐車は1万円、とかいう看板あってさ。」

 

愚かな妻:

「ちゃんと謝ったの?せめて、ラーメンとおかずの一品でも食べてれば、食べるついでにちょっと用事があるんで停めさせてくださいってお願いして、届け物してすぐ戻るくらいの時間はもらえたんじゃないの?」

 

 夫談:

「あんまりうまくなさそうな店だったから、食べる気しなかった」

 「店に行ったらオヤジが、ブツクサ文句言い出したからさ、ハイハイって、財布から一万円出して札渡した。

「ちょっとびっくりして、お、おう・・・みたいな感じで受け取ったけど、それでサッサと出てきた。」

 

貧しい妻:

「なにそれヒドイ!反省の色も見せず?!なんで近くのコインパーキング探して停めなかったの?カーナビで探せるでしょ?数百円のために一万円損するなんて、バカらしいと思わないの?」

 

 賢い夫談:

いやそれは間違ってる。世の中で何が一番大切かって、それはお金じゃなくて時間。」

「パーキングを探すのにかかる時間も、目的地まで歩く時間も、オヤジの説教を聞くのも人生で限りある時間。それをムダになんてしたくない。お金はまた稼げばいいんだよ。」

 

まとめ・・・?

 私の夫は鋼のような心を持っているので、上記のような節約術を実践することができておりますが、土地の所有者や公安にとがめられるのがあまり心地よくない方には不向きな情報であったかもしれません。

 

夫と結婚して日がたつほど、金持ちほどケチというのは本当なんだな、としみじみ感じることもありますし、「クソマジメになんでもお金を出しているから、私や私たちの家族はいつまでも中流のままなのだろうか?」と考え込んでしまうこともあります。

 

たまに警察に罰金を支払ったり地主に制裁金をとられることもありますが、小銭を節約することと、時間を効率的に使うことの両方を足して天秤にかければ、夫は節約している方なのかもしれません。

 

妻としては、小銭をケチるのは、やめてほしい限りなのですが・・・。

あれ、たしか、32歳を過ぎると人は変われないんでしたっけ??

 

ほほう   (お金と広告収入について)

記事に広告を貼ってみようかな、と思ったけど、

そのためにはブログを有料版の「pro」にしなくちゃいけなくて、

そうするためには月に980円もかかるそうな・・・。

 

わたしのこの弱小ブログでは、赤字になるのが目に見えている。

 

やーめたっと。

 

(他に方法があるのかどうかは、まだ調べていませんが・・・。)

 

----以降オマケ----

 

以前からわたしは、お金を稼ぐことについて、けっこう熱心な方だと思っています。

家があまり裕福ではなくて(というと、両親には怒られると思いますが)、

しかもなかなか門限とか男女交際についての縛りが厳しく、

「大人になったらたくさん稼いで、ひとり暮らしして、好きな事して好きなとこに遊びにいって自由に暮らすんだ!」

という願望がものすごく強かったから、というのがあると思います。

 

セツヤクエスト」なるものがちらちらと目に入ってくるけど、節約なんてしたところでタカがしれています。

お金の出口をいくらすぼめたところで、入り口からは毎月一定量の収入が

チョロチョロとしか入ってこないんだから、いつまでたっても容量は増えない。

 

「攻撃は最大の防御なり」じゃないけど、やっぱり稼がないと~!!

 

いま、他の収入源を模索中です・・・。なにかないかな-。

とりあえず、ブログでの広告収入なるもののハードルが高いことは分かった。

 

■追記■

なぜか「セツヤクエスト」の新着に載ってしまっています・・・。

申し訳ないです・・・。

 

次の記事では「嘘・節約術」を書きましたので、よかったらごらん下さい☆

 

風邪薬を見て思い出す、バイオレンス・ストーカーと付き合っていた頃の話

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夫が風邪をひいた。

医者にもらった、その使い掛けの薬のパッケージを見ていて思い出した。

 

ストーカーと化した腐れ縁男と付き合っていた頃。

わたしの部屋のテーブルに、こんな感じで、使い掛けの薬のパッケージが置いてあったのを見て、その男(以降「腐男」と呼びます)はものすごい不機嫌になった。

 

「なんでこんなにだらしないの?空いたところは切って捨てなよ」

なんて答えたか忘れたけど、たぶん「え、わたしは気にならないけど、別に良くない?」みたいなことを答えたと思う。

 

そしたらその腐男は一気に怒り出し、顔を真っ赤にして、クチビルをぶるぶる震わせながら、空いた部分を切りとって捨てた。

 

その動作も、のすごいオーバーアクションで、切れ目をペコペコ折り返して、ペリって切り取ってポイと捨てれば良いような物を、全身を使ってバリン!と切り取ったかと思うと、ゴミ箱をひっくり返すほどの勢いでバーン!とたたきつけるように捨てた。

 

わたしが口では「ごめんね」と言いながら、薬箱の中の他の薬の、空いたところがそのままになってるパッケージを探してちぎって捨てながら、またヒステリーか・・・早く収まってくれよと心の中で念じていた。

 

わたしが他のパッケージをピリっと切り取って捨てている間にも、腐男はバリン!バーン!をこれ見よがしに、何度か繰り返していた。

 

数日後、薬箱の中はきれいにしていたはずだったが、新しく買ってきた薬をテーブルに出していて、迂闊にもそれの空いたパッケージを捨て忘れていた。・・・見つかった。

 

見つかった瞬間、ゲンコツが側頭部に飛んできて、殴られたはずみでよろけたところを足蹴にされ、「なんで一度言ってわからないんだよ!」と、今度はサッカーボールを蹴るみたいにドカっとやられた。

 

ひたすら、早く腐男の怒りが収まりますように・・・とテーブルの下で耐えていた冬の夜の出来事。を、思い出した。

 

今の夫は、とりあえず、理不尽な暴力をふるうような男でなくてよかった。

そう考えると、案外わたしは今はシアワセなのかもしれない。

 

あのときの恐怖心のせいか、わたしは今でも、薬の空いた部分はすぐに切って捨てている。

 

 

 

 

「オンナにこれだけつぎ込んだ」自慢の男が鬱陶しい

会社の目の前の席に、この手の話しが大好きな男の人がいるんだけど、

なんでこの手の話しをワタシ相手にするんですか・・・。

今日は出張の人が多くて、オフィスにその人と二人きりなんですけど。

 

ワタシは本当にお人好しなので、わりとどうでもいい世間話しでも

付き合っちゃうのが悪いんだろうけど・・・。

職場の人なので冷たくあしらうわけにも行かず・・・。

ってゆーかそもそもお人好しすぎて、ワタシには他人を冷たくあしらうという機能が標準装備されていない!

元モデルのどうのとか・・・。六本木のあのお店の誰それとか・・・知らんがな

 

「仕事に没頭中」なオーラを出していても、モニター二台を挟んでそのパワーが減衰するのか、そいつの「読み力」が浅いのか、ずーっとしゃべってる。

 

「俺ってバカだよな~、あのX百万、いまもしそのお金がまだ手元にあったら・・・ウンタラカンタラ・・・。」

これは間接的に「俺って金持ち」自慢なの???

それとも「おバカな俺ってかっこいい!」少年的発想なの?

「ワタシにもつぎこんでください」って言って欲しいのか?いやまさか(断言)。

 

30代後半、美人やオシャレとはほど遠い、既婚者の私に話して楽しいのか?その話!!

そういう対象に絶対!!入らないであろう相手だからこそ、そんなにしゃべれるのか?!?!

 

話してる本人は、まぁ、おそらく、イケメンに属する感じ。

全裸でカプセルに入る日焼けサロンに行き、首にも指にもシルバーのゴツいアクセサリ。

ただのTシャツ+カーディガンに見えるけど、始めて知ったドクロのマーク。

よく、芸能人が着ているドクロのマークの服のブランド名を教えてください。。。

雑誌の取材が来るほど珍しいアメ車に乗り、日本に数台しかない輸入物バイクも所有。

まあ要するに、金持ちのお坊ちゃん。

 

*****

 

まあやっぱり、「すっごいデスねぇ!」って、反応が欲しいんだろうな・・・?

ってゆーか会社でなぜそのキャバクラ的会話を展開しなきゃならんの?!

 

「もったいないな~、その金あったらおもろいマンガでも買えよ!」

→「進撃の個人」全巻、あの女の子の家においたままだから~、マンガだけじゃなくてあのXXの時計もウンタラ・・・とかの話になる。 

 

「ワタシだったらそんなお金あったら旅行にでも使いたいわ」

→「嫁さんにあのブランドのお土産買って、おネエちゃんにもおねだりされて、マジ破産っすよ!」

 

このように、結局はオンナ絡みの話になるんですけど!疲れる!!

 

いや~、やっぱりわからない。

誰か教えて!!!

 

・なんでそんな過去のオンナにどれだけ金を掛けたか自慢するのか

・それに対する、正しい反応(=相手が喜ぶ反応)

・それに対する、正しくない反応(=相手がもうそのテの話しをしなくなる反応)

 

・・・社長がいなくて良かった。

その二人集まると、カネ+オンナの話しがどんどんインフレしてくからなぁ。

 

あ。それと、いま話題の「はてな女子」に入るにはどうしたらいいの?!?!入ってみたいんだけど!!

オンナひとりでバーにいくのはかったるい

どうやってバーに通えばいいんだろう

http://anond.hatelabo.jp/20131106211458#tb

暇だから1人でバーに行ってみた(完結編)

http://joshi-daisei.hatenablog.com/entry/2013/11/20/001239

 

ブログを開設していきなり、他人様の話しにのっかるような形になってしまって恐縮ですが、

これらのエントリ(といっていいのか?)を読んで、自分の苦い経験を思い出したので一筆。

 

「ひとりでバーに行くことに憧れがあるけどどうしたらいいのかわからない」女子のために、ああすればいいよ、こうすればいいよ、というアドバイスはたくさん書かれていたので、こういうメンドクサイこともあるから気をつけてね、的な日記になればいいかな(ならないかな)。

 

  • 単身バーに通うことになったきっかけ

私がまだ一人でバーに通っていたのは、20代中盤。

きっかけは、以前、地元のイベントで演奏していて気に入ったミュージシャンが、隣駅のジャズバーでときどき演奏しているのを知ったから。そこに行ってみようと思ったのです。

 

なぜ一人だったかというと、私はその時電車で1時間かけて通勤しており、会社帰りに同僚に声を掛けるのは難しいところにお店があったからです。

当時、お付き合いしている男性もおりましたが、3つ離れた県に住んでおり、週末程度しか会えなかったんですね。

自分の最寄り駅のひとつ隣で降りて、お目当てのミュージシャンが演奏しているジャズバーにはじめて足を踏み入れました。

 

  • いきなり、オンナ連れのオッサンにナンパされる

お店に入って、一人だったのでカウンターに座りました。

お酒はあまり強いほうではないのですが、甘いお酒しか飲めなかったため、カクテルを注文。

ちょうど、お目当てのミュージシャンも演奏している時間でした。

Jazzと、ピンク色のカクテル。   (スイマセン実はカクテルの色はうろ覚えです)

テレビで見る世界に足を踏み入れたようで、ちょっとドキドキしましたが、それはすぐに、一つ席を隔てたオッサンの乱入により破壊されてしまいます。

 

なんか、チラチラこっちみてるな~とは思ったのですが。私はそっちを見ないようにしていました。

ところが。一つ空けた席からずれて、わざわざ私の隣に!!

「初めて見るね」だの「ジャズがスキなの?若いのにめずらしいねぇ」とか、赤い顔して話しかけてきます。

 ツレのケバいおばちゃんが、こっち睨んどりますがな・・・。

(今から考えると、同伴出勤とかだったのかな?)

 

テキトーに返答していたのですが、「今度いつ来るの?」とか、質問がしつこくなってきたあたりで、ツレの女性にも『私、迷惑なんです』と視線を送り、「あの、お連れの方に失礼かと思いますので」と断って、テーブル席に移動。オッサンはオバサンに尻をパツンと叩かれて、やっとおとなしくなった。私もテーブル席で、ステージの見やすいところに移動できたので、その後は純粋に音楽を楽しむことができました。

でも、次回以降、もうカウンターに座ることは二度とありませんでした。

 

  • けっこうお財布にキビシイ

その日のお会計は確か2600円。明細もなにも出されず、単語帳サイズのお会計が渡されただけです。

ミュージックチャージが800円だったので、カクテル一杯1800円だったわけです。

(カクテルメニューには値段が載っていなかったので・・・)

いま、30代になり、東京都心に住むようになると、まぁそういうこともあるかな?って感じですが、その当時の地方都市在住の私にとってはちょっとビックリなお値段でした。

始めてバーに一人で行く、しかも男子に奢られ慣れてる女子は、お財布の中身をcheckしてから行きましょうね☆(ゝω・)

でも、都内にはもっとお手頃価格でライブも楽しめるバーが多いのよね・・・。

 

  • ミュージシャンにしつこくナンパされる

そのジャズバーに行って3-4回目くらいでしょうか。

私はたいてい、1stステージのはじまりか途中で店に入り、2ndステージの途中で店を出ることが多かったです。2ndステージの終わりまで見てると、終電がなくなってしまうので。

その日はなぜか、1stステージが終わった後、ドラマーが私の対面に突然座り、「いつも早く帰っちゃうよね?今日は最後まで店にいてよ」と。

目が据わってました・・・。

めちゃめちゃ酒臭い。

「終電なくなっちゃうのでムリです」とアッサリ断ると、残念そうにしつつ、とりあえず納得してくれたのか?話題を変えて、仕事何してるの?とか、彼氏いるの?とか他に良く行くお店ある?とか・・・。

 

とりあえず、受け答えはするのですが、きっと私の回答なんて頭に入ってない。ベロンベロン。

2ndが始まる前に、もういちど「最後までいてね!もっと話したいんだよ」とか言われたけど、終電を逃すしたくないのでアッサリ帰る。

2ndステージ、あんなに酔っ払ってたドラマーがちゃんと演奏しているのを見て、ちょっと見直したけど、次以降、出演ミュージシャンのリストに、あのドラマーの名前がない日を選んでいくようになりました。

 

ところが。

またそのお店に行った、ある夜のこと。

そのドラマーの彼が、出演予定者リストに名前がない日なのに、ヘルプとして入っていた日があったんですね・・・。

「会いたかったんだよ~」と彼。1stステージ前なのに、またまたひどく酔っ払っている。

「今夜は絶対最後までいてね!!」「○○に住んでるなら、おれんちの近くじゃん(嘘)!送っていくよ!送っていくから!!」

自分がベロンベロンのくせに、どーやって送っていくつもりなのか?

その日は、1stステージの終わる直前、またドラマーの彼に絡まれるのがイヤで、店を後にしました。

 

そしてそのお店には二度と、足を踏み入れていません。

いい音楽が聴けて、地元では貴重なお店だったのですが・・・残念。

 

  ☆   ★   ☆

 

その後、女一人で、一件だけ、別の、家と会社の中間点にある「JAZZの聞けるバー」に行ったのですが、やはり一人で来てる男性(坊主・マッチョ)に話しかけられ、「もっと身体を鍛えよう」「その二の腕ひきしめないとダメだよ!」とダメ出しされたあげく「俺の行ってるジムに来いよ!」という、ワケの分からないナンパなんだか失礼なんだか勧誘なんだかわからない出来事があり、二度と女一人でバーに行くのはやめてしまいました。

 

まぁ思い返せば。

まだ若くて、隙もあったろうから、ヘンな連中に絡まれたのでしょうね。

たぶん私は、そういう人たちから見れば「チョロそう、めんどくさけりゃポイ捨てOK!」的なカテゴリに分類されていたのでしょう。

 

若くて、ちょっと押しに弱そうな外見のコは、一人でバーに行くときには気をつけて。

 

おそらくいまなら、若くもないし、「話しかけないでください」オーラも多少は出せるようになったので、一人でバーに行っても大丈夫なのですが、以上のようなめんどくさい出来事がなんとなくココロにこびりついていて、トシのせいか酒も弱くなったし、一人バーには行かなくなりました。

 

家で飲む梅酒がイチバン。