オンナひとりでバーにいくのはかったるい
どうやってバーに通えばいいんだろう
http://anond.hatelabo.jp/20131106211458#tb
暇だから1人でバーに行ってみた(完結編)
http://joshi-daisei.hatenablog.com/entry/2013/11/20/001239
ブログを開設していきなり、他人様の話しにのっかるような形になってしまって恐縮ですが、
これらのエントリ(といっていいのか?)を読んで、自分の苦い経験を思い出したので一筆。
「ひとりでバーに行くことに憧れがあるけどどうしたらいいのかわからない」女子のために、ああすればいいよ、こうすればいいよ、というアドバイスはたくさん書かれていたので、こういうメンドクサイこともあるから気をつけてね、的な日記になればいいかな(ならないかな)。
- 単身バーに通うことになったきっかけ
私がまだ一人でバーに通っていたのは、20代中盤。
きっかけは、以前、地元のイベントで演奏していて気に入ったミュージシャンが、隣駅のジャズバーでときどき演奏しているのを知ったから。そこに行ってみようと思ったのです。
なぜ一人だったかというと、私はその時電車で1時間かけて通勤しており、会社帰りに同僚に声を掛けるのは難しいところにお店があったからです。
当時、お付き合いしている男性もおりましたが、3つ離れた県に住んでおり、週末程度しか会えなかったんですね。
自分の最寄り駅のひとつ隣で降りて、お目当てのミュージシャンが演奏しているジャズバーにはじめて足を踏み入れました。
- いきなり、オンナ連れのオッサンにナンパされる
お店に入って、一人だったのでカウンターに座りました。
お酒はあまり強いほうではないのですが、甘いお酒しか飲めなかったため、カクテルを注文。
ちょうど、お目当てのミュージシャンも演奏している時間でした。
Jazzと、ピンク色のカクテル。 (スイマセン実はカクテルの色はうろ覚えです)
テレビで見る世界に足を踏み入れたようで、ちょっとドキドキしましたが、それはすぐに、一つ席を隔てたオッサンの乱入により破壊されてしまいます。
なんか、チラチラこっちみてるな~とは思ったのですが。私はそっちを見ないようにしていました。
ところが。一つ空けた席からずれて、わざわざ私の隣に!!
「初めて見るね」だの「ジャズがスキなの?若いのにめずらしいねぇ」とか、赤い顔して話しかけてきます。
ツレのケバいおばちゃんが、こっち睨んどりますがな・・・。
(今から考えると、同伴出勤とかだったのかな?)
テキトーに返答していたのですが、「今度いつ来るの?」とか、質問がしつこくなってきたあたりで、ツレの女性にも『私、迷惑なんです』と視線を送り、「あの、お連れの方に失礼かと思いますので」と断って、テーブル席に移動。オッサンはオバサンに尻をパツンと叩かれて、やっとおとなしくなった。私もテーブル席で、ステージの見やすいところに移動できたので、その後は純粋に音楽を楽しむことができました。
でも、次回以降、もうカウンターに座ることは二度とありませんでした。
- けっこうお財布にキビシイ
その日のお会計は確か2600円。明細もなにも出されず、単語帳サイズのお会計が渡されただけです。
ミュージックチャージが800円だったので、カクテル一杯1800円だったわけです。
(カクテルメニューには値段が載っていなかったので・・・)
いま、30代になり、東京都心に住むようになると、まぁそういうこともあるかな?って感じですが、その当時の地方都市在住の私にとってはちょっとビックリなお値段でした。
始めてバーに一人で行く、しかも男子に奢られ慣れてる女子は、お財布の中身をcheckしてから行きましょうね☆(ゝω・)
でも、都内にはもっとお手頃価格でライブも楽しめるバーが多いのよね・・・。
- ミュージシャンにしつこくナンパされる
そのジャズバーに行って3-4回目くらいでしょうか。
私はたいてい、1stステージのはじまりか途中で店に入り、2ndステージの途中で店を出ることが多かったです。2ndステージの終わりまで見てると、終電がなくなってしまうので。
その日はなぜか、1stステージが終わった後、ドラマーが私の対面に突然座り、「いつも早く帰っちゃうよね?今日は最後まで店にいてよ」と。
目が据わってました・・・。
めちゃめちゃ酒臭い。
「終電なくなっちゃうのでムリです」とアッサリ断ると、残念そうにしつつ、とりあえず納得してくれたのか?話題を変えて、仕事何してるの?とか、彼氏いるの?とか他に良く行くお店ある?とか・・・。
とりあえず、受け答えはするのですが、きっと私の回答なんて頭に入ってない。ベロンベロン。
2ndが始まる前に、もういちど「最後までいてね!もっと話したいんだよ」とか言われたけど、終電を逃すしたくないのでアッサリ帰る。
2ndステージ、あんなに酔っ払ってたドラマーがちゃんと演奏しているのを見て、ちょっと見直したけど、次以降、出演ミュージシャンのリストに、あのドラマーの名前がない日を選んでいくようになりました。
ところが。
またそのお店に行った、ある夜のこと。
そのドラマーの彼が、出演予定者リストに名前がない日なのに、ヘルプとして入っていた日があったんですね・・・。
「会いたかったんだよ~」と彼。1stステージ前なのに、またまたひどく酔っ払っている。
「今夜は絶対最後までいてね!!」「○○に住んでるなら、おれんちの近くじゃん(嘘)!送っていくよ!送っていくから!!」
自分がベロンベロンのくせに、どーやって送っていくつもりなのか?
その日は、1stステージの終わる直前、またドラマーの彼に絡まれるのがイヤで、店を後にしました。
そしてそのお店には二度と、足を踏み入れていません。
いい音楽が聴けて、地元では貴重なお店だったのですが・・・残念。
☆ ★ ☆
その後、女一人で、一件だけ、別の、家と会社の中間点にある「JAZZの聞けるバー」に行ったのですが、やはり一人で来てる男性(坊主・マッチョ)に話しかけられ、「もっと身体を鍛えよう」「その二の腕ひきしめないとダメだよ!」とダメ出しされたあげく「俺の行ってるジムに来いよ!」という、ワケの分からないナンパなんだか失礼なんだか勧誘なんだかわからない出来事があり、二度と女一人でバーに行くのはやめてしまいました。
まぁ思い返せば。
まだ若くて、隙もあったろうから、ヘンな連中に絡まれたのでしょうね。
たぶん私は、そういう人たちから見れば「チョロそう、めんどくさけりゃポイ捨てOK!」的なカテゴリに分類されていたのでしょう。
若くて、ちょっと押しに弱そうな外見のコは、一人でバーに行くときには気をつけて。
おそらくいまなら、若くもないし、「話しかけないでください」オーラも多少は出せるようになったので、一人でバーに行っても大丈夫なのですが、以上のようなめんどくさい出来事がなんとなくココロにこびりついていて、トシのせいか酒も弱くなったし、一人バーには行かなくなりました。
家で飲む梅酒がイチバン。